映画館を2倍楽しむ方法!~第2回109シネマズ

映画館を2倍楽しむ方法!~第2回109シネマズ

小さなお子さんをお持ちの方から、映画館に子どもを何才から連れていっていいの? 退屈して騒いだりしたら心配・・・という声をよく耳にします。そんな声にこたえて、こども映画プラスでは、映画館のファミリー向け取り組みをご紹介しています。
第2回目は、全国18ケ所に映画館を持つ109シネマズ。小林理紗さん(東急レクリエーション映像事業部)に、4月24日(2015年)にオープンしたばかりの109シネマズ二子玉川でお話を伺いました。

■お母さん社員の提案で実現した「ふれあいシネマ」
小林さんは3才の娘さんのお母さん。産休中、なかなか映画を見にいくことができず、 “映画飢餓”状態だったそうです。すでに始まっていた他社の親子向けサービスを利用してみた小林さんは、ぜひ自社でも実施したい!と思います。職場復帰後、2才のお子さんのいる同期の女性社員と相談して、親子で楽しめる上映サービスを会社に提案しました。
そして、昨年10月神奈川県・横浜市都筑区の109シネマズ港北で、試験的に「ふれあいシネマ」が開催されました。上映作品は「STAND BY ME ドラえもん」。お母さんたちから、「待ってました!」「もっと告知してください!」という非常にポジティブな声があがりました。手応えを感じ、109シネマズは2015年1月から正式に「ふれあいシネマ」を月に1回、平日の午前中に開催することにしました。今までに「妖怪ウォッチ」「ベイマックス」や「ナイト ミュージアム / エジプト王の秘密」などの作品を上映しています。

109シネマズとしてこだわっているのは、親子で一緒に映画を見る楽しさを伝えること、そして、子どもたちが映画ファン、109シネマズのファンになってくれることです。親だけが楽しい、子どもだけが楽しいではなく、親子で一緒に時間を過ごし、コミュニケーションのきっかけや、楽しい思い出作りをして欲しいということです。これはこども映画プラスが目指していることでもあり、とても共感しました。
具体的には4つの取り組みを行っています。

① 場内を少し明るくして上映
② 驚かないよう音が少し小さめ
③ 女性スタッフが常駐
④ 劇場施設内に子どもが遊べるスペースを用意(一部劇場)


子ども用の洗面台(二子玉川)

女性スタッフの常駐で、声を掛けやすい雰囲気作りや飽きてしまった子どもたちのための遊べるスペースというのは、お母さんならではの目線が生きたきめ細やかなサービスだと思います。またお客様から毎回、たくさんのご要望やご意見を頂けるので、「少しずつでも反映し、よりご来場頂きやすい環境を作っていきたい」とのこと。

■映画館をもっと楽しむために
小林さんに、お子さんの映画館デビューについて、アドバイスを聞いてみると、「気軽に“ふれあいシネマ”にいらしてください。来てみたら、周りも同じ環境の方ばかりであり、心配しなくても大丈夫ですよとお伝えしたいです」とのこと。実際小林さんも娘さんが1才半のときに「アンパンマン」で映画館デビューし、その後「アナと雪の女王」や「怪盗グルーのミニオン危 機一髪」など、いろんな映画を一緒に楽しんでいるそうです。
「普段映画館に来ていない方に来て頂きたいです。ふれあいシネマが、そのためのきっかけ作りになれば」とおっしゃっていました。

■ファミリ-注目の109シネマズ二子玉川
4月24日に東京・二子玉川にオープンした「109シネマズ二子玉川」は、駅前のライズという商業施設内に位置し、9スクリーンとIMAXシアターが1スクリーンあります。今まで渋谷まで行かないと映画館で見られないという方には、気軽にいけるエンタテインメントスポットとして人気を呼びそうです。

ゆったりとした座席

またGW中、109シネマズ二子玉川では、子どもが楽しめるイベントをたくさん用意しています。
詳しくはこちらで)

プロジェクションマッピングが見られる“ギャザリング・スペース”

5月21日(木)には、ふれあいシネマを二子玉川でも実施予定です。上映作品は「シンデレラ」。“ドレスで来てくださったお子様には劇場で撮影の上、記念写真をプレゼント”という企画も実施されます。詳しくはHPでご確認ください!

ふれあいシネマについて
109シネマズ二子玉川ページ

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