地下鉄のザジ

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おかっぱ頭の元気な少女ザジがパリの街を
駆け巡るおしゃれ&ドタバタコメディ

パリの街を舞台に、田舎から出てきたおてんば&ちょっぴり生意気な10歳の少女ザジの2日間を追ったスラップスティック(ドタバタ)コメディ。凱旋門、エッフェル塔など名所もたくさん登場、パリの街案内のようにも楽しめるフランス映画です。

地下鉄に乗るのを楽しみに、パリに出てきたザジは、母から親戚のガブリエルおじさんに預けられます。しかし、楽しみにしていた地下鉄はなんとストライキ中! おじさんの家を抜け出して、街を探検するザジですが、行く手にはザジにしつこくつきまとう洒落者中年男が現れ、ひと騒動が巻き起こります。

次々に登場してくる奇妙珍妙な大人たち。(そもそも、
ザジのおじさんも女装してクラブのショーに出演していたり、奥さんも無口で謎めいた美女だったり)。50年以上たっているのが信じられないほど、登場人物一人ひとりの個性的なキャラクターが「今っぽい」ので、むしろ大人が見たほうが、より笑えるかもしれません。しかし、ヒロインのザジはそんなへんてこな大人たちに負けずに、大人を翻弄(ほんろう)し、やりたい放題、元気いっぱい。映画だからこそ出来るそんな自由奔放な振る舞いに、子どもならきっと共感すると思います。画面いっぱいに広がるザジの、前髪ぱっつん、ちょっと隙間の空いた前歯の笑顔がとても印象的です。(上坂 美穂)

上映時間:93分
日本語音声:なし
白黒/カラー:カラー
製作年:1960年
監督:ルイ・マル
出演:カトリーヌ・ドモンジョ
出演:フィリップ・ノワレ
メーカー:紀伊國屋書店
製作国:フランス
原題:Zazie dans le métro
備考:
親ゴコロポイント
  • 個性的キャラクターが続々登場、同じくパリが舞台の映画「アメリ」を思い出しました。チャップリンの時代によく使われていた早回しやコマ落としなどの、映像トリックもふんだんに使われ、実験的な雰囲気も漂います。また、60年当時のパリの風景や、人々のファッションやインテリア、音楽も映画の見どころ。そんな風に映画を楽しむコツも、子どもに教えてあげたい!~
    フランス映画を牽引(けんいん)した、ヌーヴェル・ヴァーグの巨匠のひとり、ルイ・マル監督の初期の作品です。
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