千と千尋の神隠し

おすすめ作品バッジ

現代っ子が迷い込んだ不思議な世界で体験する
冒険を描くファンタジー・アニメ

異世界に迷い込んでしまった少女、千尋の不思議な体験を描いたファンタジー・アニメーションです。

10歳の千尋は、引っ越しの途中で両親と共に森の中に迷い込みます。古びたトンネルをくぐると不思議な町が広がっていました。不安でいっぱいの千尋が「ねえ帰ろうよ」と声をかけると、そこにあったご馳走を食べてしまったお父さんとお母さんが何とブタに! 驚いて逃げ出した千尋がたどりついたのは、日本じゅうの神様、妖怪、お化けたちが疲れた体を癒しに来る巨大な風呂屋=湯屋。その湯屋を取り仕切っている湯婆婆(ゆばーば)のもとで働かなければ、人間として生きていくことができません。

名前を奪われた千尋は、「千」という名で湯婆婆の支配する湯屋「油屋」で働くことに。謎の美少年ハク、ボイラー炊きの釜爺、湯屋の先輩リンなど出会った人々に助けられながら、千尋は「人の役に立つ」ことで、少しずつ前向きになっていきます。そんなとき、他人と全くコミュニケーションのとれない「カオナシ」が、千尋を追って油屋に紛れ込んだことで大事件が起こります。千尋はブタになってしまった両親を人間に戻し、元の世界へ帰ることができるのでしょうか?

典型的な都会の現代っ子が、親も友だちもいない場所に突然放り込まれ、生まれて初めて「生きるために働く」物語です。摩訶不思議ワールドで繰り広げられるファンタジーですが、舞台は日本、主人公はごく普通の小学生、という設定なので共感しやすい。ストーリーもわかりやすく、スピーディな展開、色鮮やかな画面、ユニークかつ一度見たら忘れられない強烈なキャラクターなど、子どもたちを惹きつける魅力が満載です。

2002年の第52回ベルリン国際映画祭ではグランプリに当たる金熊賞をアニメーション映画としては初めて受賞。同じ年のアカデミー賞でも、その年にアメリカで上映された最も優れた長編アニメーションに送られる長編アニメ映画賞を受賞しています。(上原 千都世)

上映時間:125分
日本語音声:あり
白黒/カラー:カラー
製作年:2001年
監督:宮崎駿
声の出演:柊瑠美
声の出演:入野自由
メーカー:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
製作国:日本
原題:
備考:
親ゴコロポイント
  • 挨拶もロクにできなかった千尋が、最後は感謝と「お世話になりました!」がハッキリ言えるように。脳みそ手足フル回転で働くことで、心身ともに豊かになっていく千尋の姿に何だかホッとします。千尋と同じ小4の長女は「わたしが千尋だったら……こんなにがんばれるかな~たぶんできる!」とニッコリ。では!と、さっそく娘にお手伝いを頼みました(笑)。
広告