キートンの大列車追跡

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喜劇王、バスター・キートンの冒険活劇
体を張ったギャグは今も昔も笑いを誘う

サイレント映画(無声映画)を代表する名俳優のひとり、バスター・キートンによるコメディ映画です。チャップリンと並び称される喜劇役者、キートンが体を張った演技で笑いの場面を繰り広げます。

アメリカ、南北戦争の時代。南部の町に住む蒸気機関車ジェネラル号の機関士、ジョニーは兵隊に志願したのですが、機関士という職の重要さから入隊を断られてしまいます。そんな理由を知らないジョニーの恋人は、軽蔑のまなざしを彼に向け、ふたりの中は微妙になってしまいます。その後、北軍はある作戦を開始、ちょうど恋人が乗客として乗った機関車が、北軍スパイに奪われてしまいます。さて、機関士ジョニーは恋人を救えるのか? 彼の猛然とした奪回劇が始まります。

白塗りで、目の大きいバスター・キートンは、終始、表情をあまり変えずに、しかしおかしいことを体を使って表現します。蒸気機関車の屋根を全速力で駆ける、線路の上で走ってくる列車の前面に飛び乗る、など体を張った大技ギャグから、入隊を断られるシーンのようなこまかいギャグまで、子どもでも分かるものがいっぱい。何しろ、サイレント映画なので(字幕はときどきありますが)、見て分かる、というのが最大の特徴で、楽しめます。映画の歴史を知るためには見て損はない作品。また、古い時代のアメリカの町や人々の様子なども興味深いところです(上坂 美穂)

上映時間:106分
日本語音声:なし
白黒/カラー:白黒
製作年:1926年
監督:バスター・キートン
監督:クライド・ブラックマン
出演:バスター・キートン
出演: マリアン・マック
メーカー:ファーストトレーディング
製作国:アメリカ
原題:THE GENERAL
備考:
親ゴコロポイント
  • 台詞がない分、背景の音楽が大事なのがサイレント映画。ジョニーが南軍のためかフォスターの「スワニー河」など、南部ゆかりの曲が演奏されています。今の映画との違いも含めて、お子さんと一緒に楽しんでみてください。
    この映画は古典的名作のため、いろいろな映画に影響を与えていると思います。私は「トイ・ストーリー3」の蒸気機関車のシーンは、この映画が元になっていると確信!
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