もぐらのクルテク

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世界で愛されるロングセラーキャラクター
チェコ発の人気アニメーション

「クルテク」とは、チェコ語でもぐらのこと。東欧の国、チェコで生まれ、世界で愛されている楽しいアニメーションです。

主人公のクルテクはもぐら。「もぐらくんとズボン」では、青いズボンが欲しくなったクルテクが、森の仲間たちに相談すると、みんなが協力してくれます。「あま」を刈り、ハリネズミにすいてもらって、アリたちに糸にしてもらって布を織って、ザリガニのハサミで裁断して、サイホウドリに縫い上げてもらう……という、お気に入りのズボンが誕生するまでの楽しいストーリー。

どうやって洋服の布が出来るのかも分かって興味深いです。また、森の中で、大音量でラジオを聴いているクルテクがはしゃぎすぎて、仲間たちがいなくなってしまう「もぐらくんとラジオ」など、森の仲間たちとともに楽しいエピソードを繰り広げます。

原作はチェコの作家ズデネック・ミレル。1957年に製作が開始され、チェコでは国民的なキャラクターだそうです。 絵本も多数出版されており、日本でも福音館書店から「もぐらとずぼん」が出版されているので、こちらで知っている方も多いかもしれませんね。

森のキャラクターのかわいらしさはもちろん、自然描写(森の木々や植物の様子など)も印象的で、まるで素敵なイラストレーションを見ているようです。(上坂 美穂)

上映時間:208分
日本語音声:なし
白黒/カラー:カラー
製作年:1957年
監督:ズデネック・ミレル
メーカー:ポニーキャニオン
製作国:チェコ
原題:
備考:4枚入りボックス
親ゴコロポイント
  • 日本のアニメの動物の描かれ方とは一味違うキャラクターたちに、東欧の国らしい個性がありました。吹き替えでなく字幕版で見たのですが、4歳の息子にもちょっと説明してやるだけで一緒に楽しめました。安心して見られる内容がいいですね。