ブタがいた教室 

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自分たちで飼ったブタを食べられるか?
命について考える映画

食べるためにブタを飼う。そんな“食育”を超えた授業に取り組んだ教師と生徒たちの姿を通して、いのちを食べるということについて深く考えさせられる学園ドラマです。1990年に大阪の小学校で実際に行われ、ドキュメンタリー番組で大きな話題になった授業が基になっています。

新米教師の星先生は、最後に食べるという約束で6年2組の子どもたちと子ブタを飼い始めます。子ブタをPちゃんと名づけ、小屋を作り毎日世話をするうちにPちゃんに愛情が芽生える子どもたち。卒業が近づき「食べる」「食べない」と意見は真っぷたつに割れていきます。激論を重ねた末に6年2組が全員で出した答えとは?

「Pちゃんは仲間だから食べない」「他のお肉は食べるのにPちゃんだけ食べないのはおかしい」「下級生に世話してもらえば?」涙涙で意見をぶつけ合う子どもたちに、こちらも胸が熱くなります。環境さえあればディベート=議論する力が子どもたちにもあるのだと実感させられます。一連の騒動を巡っての学校側の対応、抗議する保護者たちの様子は、我がことに置き換えて考えずにはいられません。新米先生の大胆な試みを広い心で見守る、女性校長の教育者としてのあり方には好感が持てます。(上原 千都世)

上映時間:109分
日本語音声:あり
白黒/カラー:カラー
製作年:2008年
監督:前田哲
出演:妻夫木聡
出演:原田美枝子
メーカー:日活
製作国:日本
原題:
備考:
親ゴコロポイント
  • 家庭で、学校で、“命をいただくこと”について、いろんな角度から話し合うきっかけにできる映画だと思います。食育、といってもここまで突っ込んだ話はなかなか普段できませんから。それぞれの家庭での子どもとの対応からもいろいろ考えさせられました。お肉屋のお父さんの言葉に重みあり、です。
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