時をかける少女

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特殊能力に目覚めた少女のとまどいと
初恋の切なさを描く80年代の青春SF

ふとしたきっかけで、時間を超える能力が備わってしまった女子高生のとまどいを描いたSF青春ドラマ。何度も映像化されている、筒井康隆の原作小説の最初の映画化作品です。

高校2年生になったばかりの芳山和子は、理科室で不思議な煙の臭いを嗅いだ日から、不思議な体験をするようになります。未来に起きる火事や地震を先に体験したり、授業で解く問題がわかったり。自分の意思とは関係なく時間を行き来してしまう自分が、普通でなくなってしまった、とショックを受けます。そして相談にのってもらっていた同級生の深町一夫から、更に衝撃的な事実を聞くことになるのです。

タイムワープ(時間移動)を題材にしたSFという形をとっていますが、初めての恋に揺れる16歳の少女のとまどいを描いたピュアな青春ラブストーリーでもあります。携帯電話もメールもない80年代の高校生の日常、古い街並みの広島・尾道の風景は、とても懐かしく温かい気持ちにさせてくれます。高校時代という、二度と戻らない時間の大切さ、出会いと別れの切なさを丁寧に描いたドラマです。(上原 千都世)

上映時間:104分
日本語音声:あり
白黒/カラー:カラー
製作年:1983年
監督:大林宣彦
出演:原田知世
出演:高柳良一
メーカー:角川書店
製作国:日本
原題:
備考:
親ゴコロポイント
  • この映画が公開された80年代は土曜日も授業が半日ありました。土曜日の放課後の特別感、ちょっとホラーな匂いのする理科室。時代やシチュエーションは違っても、「ちょっと特別な場所で起きた不思議な出来事と恋」「相手を想う気持ち」のドキドキ感と切なさを、イマドキのティーンにも感じとってもらえたらと思います。
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