イスラーム映画祭2

イスラーム映画祭2

日々うねりを上げる世界情勢の中で、ますます関心を集める“イスラーム”。
映画は、わたしたちがあふれる情報にまぎれて見落としがちな、その文化とともに生き人々の素朴な姿を垣間見せてくれます。映画を楽しみながら、世界の豊かさを知るために、第2回目の「イスラーム映画祭」が開催されます。
今回は、その中から中学生から見ることのできる作品4本をご紹介します。

『泥の鳥』
2002年 バングラデシュ=フランス 98分 ブルーレイ 監督 : タレク・マスゥド / Tareque Masud 原題 : Matir moina 英題 : The Clay Bird 言語 : べンガル語 / Bengali 字幕 : 日本語、英語
【物語】
親元を離れ、アヌはマドラサに入学するが、厳しい寄宿生活になかなかなじむことができない。一方、家では病弱な妹の治療をめぐり、両親の間で溝が深まっていた。やがて彼らの村にも独立戦争の波が押し寄せてくる…。

『蝶と花』
1985年 タイ 127分 ブルーレイ 監督 : ユッタナー・ムクダーサニット / Euthana Mukdasanit 原題 : Peesua lae dokmai 英題 : Buttefly and Flowers 言語 : タイ語 / Thai 字幕 : 日本語
【物語】
父、弟、妹と暮らすフージャンは、家計を助けようとアイスキャンディー売りを始めるが、 家を留守にしたある晩、父が列車事故に遭ってしまう。
やがてフージャンは旅先で出逢った若者たちと、白米の密輸を始めるが…。

『バーバ・アジーズ』
2004年 チュニジア=ドイツ=フランス=イギリス 96分 35mm 監督 : ナーセル・ヘミール / Nacer Khemir 原題 : Bab’Aziz 英題 : Bab’Aziz 言語 : アラビア語、ペルシャ語 / Arabic、Persian 字幕 : 日本語、英語
【物語】
盲目のイスラーム修道僧とその孫娘が、30年に一度だけ開かれるという集会を目指し、砂漠を歩いている。修道僧は孫娘にある王子の物語を聞かせていた。様々な出逢いと別れを繰り返しながら、2人は旅をつづける…。

『マリアの息子』
1999年 イラン 72分 35mm 監督 : ハミド・ジェベリ / Hamid Jebeli 原題 : Pesar-e Mariam 英題 : The Son of Maryam 言語 : ペルシャ語 / Persian 字幕 : 日本語、英語
【物語】
敬虔なムスリムの少年ラフマンは、村で唯一のカトリック教会にあるマリア像に、見知らぬ母の面影を見る。老神父と仲良くなったラフマンは、神父が事故で倒れると、盲目の友人と共に彼の弟を探す旅に出るのだった…。

■東京 ユーロスペース 1月14日~1月20日
住所 : 東京都渋谷区円山町1-5
電話 : 03-3461-0211
URL : http://www.eurospace.co.jp/
【チケット】
一般 1300 円
火曜サービスデー 1200 円
3回券 3300円 ※複数人での利用可
会員・シニア 1100 円
大学・専門学校生 1100 円
高校生 800 円
中学生以下 500 円

■名古屋 名古屋シネマテーク 1月21日~1月27日
住所 : 名古屋市種区今池 1-6-13 2F
電話 : 052-773-3959
URL : http://cineaste.jp/
【チケット】
当日券のみ・1 作品
一般 1500 円
大学生 1400円
中学・高校・予備校生・会員 1200 円

■神戸 元町映画館 3月25日~3月31日
(詳細未定)

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