大脱走

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地下トンネルを掘って250人が集団脱出を企てる!?
不屈の男たちの闘志を描くエンターテインメント大作

第二次世界大戦下のドイツの捕虜収容所を舞台に、実話をもとに描かれる脱走劇。当時のオールスター・キャストで贈るわくわくする超大作です。

連合国軍側の捕虜の中でも脱走の常習者を集めて厳しく監視することになったルフト第3空軍捕虜収容所。捕虜のひとり、大佐のロジャーは、脱走を何度も試みた脱走のカリスマで、彼を中心に、ドイツ軍のかく乱を目的として250名もの集団脱走計画が練られます。極秘で3本のトンネルを掘り、収容所の敷地を超えて森の中へ逃走する作戦です。一匹狼のアメリカ人、ヒルツ(スティーブ・マックィーン)は前の収容所では17回の脱走経験があり、独房の中で壁に向かって野球のボールを投げつけながら脱走計画を練っていましたが、説得されて協力することになります。順調に進んでいたかに見えた空前絶後の「大脱走」計画ですが、ドイツ軍にトンネルのうちの一つが発見されてしまいます。計画は暗礁に乗り上げたかに見えたのですが……。

何度も脱獄した経験を活かして穴を掘り、穴を掘る騒音を隠すため部屋の外で歌を歌い、掘った土をあやしまれないように運び出すためにズボンの中に隠す仕掛けを作り、脱走に必要な身分証明を偽造し、脱獄してから着るスーツを軍服を改造して作り、ドイツ兵士を買収し……。さまざまな特技を持つ男たちが、自分の才能を活かし、協力し合う物語、といっても過言ではありません。またイギリス、アメリカ、オーストラリアなど多彩な国籍からなる連合国軍はいわば国際的ドリーム・チーム。不屈の精神で、目標達成に向かう男たちの姿はそれぞれに個性的で魅力的です。そんな人間ドラマがハラハラドキドキする展開以上に心に残ります。(上坂 美穂)

上映時間:168分
日本語音声:あり
白黒/カラー:カラー
製作年:1963年
監督:ジョン・スタージェス
出演:スティーヴ・マックィーン
出演:ジェームズ・ガーナー
メーカー:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
製作国:アメリカ
原題:THE GREAT ESCAPE
備考:
親ゴコロポイント
  • エルマー・バーンスタインによるテーマ曲は有名なので、映画は未見でも音楽に「これね!」と思う人も多いでしょう。9歳の息子に日本語字幕版で見せましたが、長時間にもかかわらず集中して見ていました。ちなみに戦争が背景のせいか、男しか出てきません!「俺の人生は組織作りと穴を掘ることだった」という台詞がリーダーのロジャーの口から出てきますが、なにやら、会社のプロジェクトのよう。組織でする仕事と共通する部分があって膝を打ちました。
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