ピーター・パン

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信じている人にだけ見える永遠の少年
ピーター・パンと子どもたちの冒険ファンタジー

大人にならない、おとぎ話の主人公の少年ピーター・パン。彼の存在を心から信じている少女ウェンディとその弟たちがピーター・パンと共に繰り広げる冒険を描く、1953年のファンタジー・アニメーションです。

ロンドン郊外。ウェンディは二人の弟の優しいお姉さん。ピーター・パンのことなら何でも知っているウェンディは、毎晩、弟ジョンとマイケルにピーター・パンのお話を聞かせています。けれど、ピーター・パンごっこに夢中なジョンとマイケルのいたずらに怒ったお父さんに、「くだらん話ばかりするな! ウェンディはもう子どもこどもじゃない、今日限りで子ども部屋から出ていくのだ!」と、命令されてしまいます。

「大人になりたくない」ウェンディがベッドに入り、ふと目を覚ますと部屋の中に何と本物のピーター・パンが! 相棒の小さな妖精ティンカー・ベルも一緒です。大喜びのウェンディと弟たちは、ピーター・パンと一緒に空を飛んで「大人にならない島」ネバーランドに行くことに。しかしネバーランドにはピーター・パンに恨みを持つ片腕のフック船長がいて、ピーター・パンを亡き者にしようとたくらんでいます。そしてピーター・パンを愛してやまないティンカー・ベルがウェンディに抱いた焼きもちがきっかけで、ウェンディたちは絶体絶命のピンチに追い込まれてしまいます。

よく知られたストーリーですが、だからこそ安心して楽しめる映画です。「信じている人には必ず見える、必ずできる」という一貫したテーマが気持ちいい。「お話なんてくだらない!」と言っていた「夢を信じない大人代表」のようなお父さんがラストで見せる笑顔とセリフもいいですね。名曲「ユーキャンフライ(きみもとべるよ)」と共に、子どもはもちろん、おとぎ話に夢中になっていた大人もワクワクするシーンがいっぱいです。

『ピーター・パン』の原作は、イギリスの劇作家でファンタジー作家のジェームス・バリーによる児童文学。後に、バリーが「ピーター・パン」を書くまでを描いた『ネバーランド』という映画も製作されました(ジョニー・デップ主演)。 (上原 千都世)

『ピーター・パン』
2010年5月21日(金)発売
DVD 2,800円+税
©Disney

上映時間:77分
日本語音声:あり
白黒/カラー:カラー
製作年:1953年
監督:ハミルトン・ラスケ
監督:クライド・ジェロニミ
監督:ウィルフレッド・ジャクソン
メーカー:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
製作国:アメリカ
原題:Peter Pan
備考:
親ゴコロポイント
  • 絵本などでストーリーを把握していた娘たちは、映画に釘づけ。5歳の次女はピンチ満載の映画は怖がって泣いてしまうこともあるのですが、お話がわかっていると安心して楽しめるようです。フック船長がワニに追いかけられるシーンは9歳の長女も大爆笑。その長女に「ネバーランド行きたい♪ でもお母さんは大人だから行けないんだよ」と言われ、「おとぎ話が大好きな」母は、大人げもなく本気で反論してしまいました(笑)。
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