まだまだ家で過ごす時間が長い今、子どもたちと一緒にこども映画教室が作った「映画のむかし」キットで楽しく遊びませんか?
こども映画教室は、2013年から「こどもと映画のアカルイミライ」を目指すことをミッションに、映画・映像に関するワークショップの企画・実施、学校などへのワークショップのコーディネートや、シンポジウムの開催などを行っています。代表の土肥悦子さんに作り方を教えてもらいました。
映画ってどうして動いて見えるんでしょう?!
そんな??なことが、このキットを作ってみるとわかりますよ!
映画が映画になる前、120年以上も前、こんなおもちゃを作って人々はあそんでいたんだそうです。動いていない絵を動かす装置、ゾーエトロープや、驚き盤、マジックロールなど、いろんなものが作れますよ。動画も参考にしてください。
ゾーエトロープ
まず装置を作ってみましょう。
<装置を作る時のコツ>
① 線に沿って丁寧に切り貼りしてください。そうすると安定した装置ができます。
② △に切り取る時は、同じ方向にまずハサミをいれます。////こんな風に。そのあとで、つぎは\\\\反対側から切るときれいに切れます。
③ のりで貼り付けるとき、しっかりとくっつくまで洗濯ばさみなどで固定しておくとやりやすいです。
④ ペットボトルに虫ピンで刺すときは、かならず大人の人にやってもらってください。
*カッターを使うところは、大人の人と一緒にやりましょう。
次に映画のフィルムを描きます。
<フィルムに描くときのコツ>
① 絵をかくとき、濃く、太く描くと、動かしたときによく動いて見えますよ。
(たとえば、黒い太いマジックペン)
② お手本として入っているイルカのフィルムがありますね、それも黒く塗ってありますが、黒など濃い色で塗ると、よりよく動いて見えます。
③ また、まんがのように、お話のあるものをかくのではなくて、動きを表現するのがコツです。
④ 絵の中のどこか一つだけ動いているようにすると動きがわかりやすいです。
(たとえば、猫のしっぽだけが右、左、と動くようにコ描いてみる。しっぽ以外はうごかさない)
⑤ シンプルな絵のほうが動いていることがわかりやすいです。
いろいろコツを書きましたが、どんなふうに作っても自由です。面白い映画をつくってみてくださいね!
映画のむかしキットはこちらからご購入いただけます。説明書がキットに入っているので、みながら作りましょう。こども映画教室オンラインショップ