この世界の片隅に


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第二次世界大戦、広島・呉に生きた一人の女性の
日々を丁重に描いた静かなる反戦映画

広島市江波で生まれた絵が得意な少女すずは、昭和19年、18歳で20キロ離れた町・呉に嫁ぐ。戦争によって物資が欠乏していく中、すずは日々の食卓に工夫を凝らす。しかし日本海軍の基地だった呉は、何度もの空襲に襲われ、すずが大事にしていた身近なものが次々に奪われて行く。それでもなお、すずの日々の営みは終わらない。そして、ついに昭和20年の夏がやってきた…。

©こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

公式HP
劇場情報

上映時間:126分
日本語音声:あり
白黒/カラー:カラー
製作年:2016年
監督:片渕須直
声の出演:のん
声の出演:細谷佳正
配給:東京テアトル
製作国:日本
原題:
備考:
親ゴコロポイント
  • ”普通”の女性たちが戦争をどう生き抜いたか、とても丁重に描いた貴重な作品です。一見牧歌的とさえいえる日々の暮らしの向こうに、戦争への強い憤りが感じられます。併せて「火垂るの墓」や「はだしのゲン」を見て、戦争の現実を、お子さんと多面的に考えてみてください。