キャビン・アテンダントのお仕事

CA(キャビン・アテンダント)のお仕事――『ハッピーフライト』
上原千都世

夏休み、家族旅行や帰省で飛行機を利用したご家族も多いのでは? 今回の「映画でお仕事紹介」は、そんな飛行機での快適な空の旅に無くてはならないお仕事CA(キャビン・アテンダント)をご紹介します。

参考にしたのは、こちら「ハッピーフライト」。国際線デビューとなる新人CA悦子と、機長昇格を控えた副操縦士鈴木が乗るホノルル行の飛行機が、羽田空港を出発してから、さまざまなトラブルを乗り越え、無事に着陸するまでを描いています。タイトル通り、楽しい旅を演出してくれるCAは、昔は「スチュワーデス」と呼ばれ女の子の憧れの職業のトップでした。飛行機に乗って世界を飛び回り華やかに見えますが、実はとってもハードなお仕事。乗客のワガママにも笑顔を絶やさず、裏では備品やミール(食事)のチェックなどで大忙しです。食事も立ったまま数分で!

実は私も接客業の仕事に就いていたことがあるのですが、サービス業はどんなトラブルがあっても、表で不機嫌になったりお客様に不安を抱かせてはいけない、ということを徹底的に教わります。空でお客様の命を預かり極上の快適さを提供するCAには、どんなトラブルにも臨機応変に「笑顔で」「冷静に」「的確に」対処する柔軟さと機敏な判断力、メンタルの強さが必要。

新人CA悦子も、飛行機酔いした客にエプロンに吐かれてしまうという失態をおかし、厳しい先輩CAに客室に出るのを禁止され、身も心も一瞬ボロボロになりますが、食事のハプニングで料理が巧いという長所を活かして汚名返上! ビジネスクラスの乗客の無理難題に鮮やかに対処するベテランCAの姿もカッコイイ。新人、先輩がお互い協力してトラブルを回避するシーンが随所に登場し、空の旅は、こんなCAさんたちのチームワークによって支えられている、ということを思い知らされます。

映画ではCAだけではなく、操縦室、管制塔職員、グランド(地上)スタッフ、整備士などが一丸となって乗客の安全を確保しながら、飛行機を無事に着陸させるまでが緊迫感たっぷりに描かれています。プロの仕事ぶりには本当に頭が下がります。

洋画では、グウィネス・パルトロウ主演の同名タイトル「ハッピー・フライト」もどうぞ。田舎から地元の小さな航空会社のCAになった主人公の女性が、華やかな国際線のCAを目指して訓練に励む姿を描いています。

「ハッピーフライト スタンダードクラス・エディション」DVD発売中 ¥3,800+税
発売元:フジテレビジョン/アルタミラピクチャーズ/電通 販売元:東宝

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